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FSC®森林管理協議会CoC認証取得 株式会社 中村製材所

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株式会社中村製材所
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2024.04.03 / Topics

ホテルメトロポリタン エドモント様が次世代の突板SKINWOOD®を採用~持続可能な森林形成に活かす取り組みへ寄与~

株式会社中村製材所の国際的な基準で適切に管理された森林から産出される小径木や未利用材を使用した次世代の突板(超薄板)SKINWOOD®で製作した内装材が、ホテルメトロポリタン エドモント様に新設されたランドリーラウンジに採用されました。(設計担当:株式会社日本設計様)

同ホテルではサステナブルな地球環境に対して様々なアプローチで実現してきました。食品ロス削減への取り組みは全国に拡げて活動指導をしています。また、2007年以降、サステナブルな内装材や家具などの採用を継続されています。

中村製材所より今回の売上の一部を檜原村木材産業協同組合様へ寄付を行い、花粉の少ない苗木などの購入へ活用していただきます。これにより持続可能な森林形成に活かされ、「都市での木材利用による森林づくり」に取り組むことにつながります。

 

写真提供:ホテルメトロポリタン エドモント様
※SKINWOOD®は壁面材の一部と壁側の什器の一部に使用

 

【都市での木材利用による森林づくり】

 

内容:売上の一部を檜原村木材産業協同組合様へ寄付(花粉の少ない苗木など)
使用木材:多摩産の杉材を使用

 

都市での木材利用が広がることで木材を供給する森林が適切に更新されることが、森林と都市の理想的な関係です。これにより、持続可能な森林が形成されます。
しかし、日本での国産材の自給率は増加傾向ではあるものの、まだまだ低水準です。さらに、林業の収益減少や林業従事者の減少など、多くの課題が山積しています。
そこで課題解決の一助として、製品の売上の一部を直接森林に還元することで、都市での木材利用をとおして持続可能な森林づくり、日本の林業の活性化に参加できる取り組みを始めました。今回は、檜原村木材産業協同組合様へ寄付を行い、植林のための苗木(花粉の少ない苗木など)の購入に充てられることで東京都が推進している花粉の少ない森づくりに貢献します。
本物の木に目や肌で触れることは、木の温かみや安らぎをホテルの利用者や働いている方に感じていただく機会になります。同時に、森林を育てた人々や山で働く人々は、自分たちが携わった木がどこでどのように使われているかを知り、仕事に対する魅力を再確認していただけるきっかけとなるでしょう。
森林に対しての関心が高まることは、多様な生物を育む森林が健全に保たれる一歩目です。

 


写真提供:檜原村木材産業協同組合様

 

【ホテルメトロポリタン エドモント様のサステナビリティの取り組みについて】


写真提供:ホテルメトロポリタン エドモント様

 

ホテルメトロポリタン エドモント様では、サステナブルな内装材や家具などを継続して使用しており、サステナブルな地球環境に対しての取り組みを続けています。とくに食品ロス削減への取り組みに注力し、チェーンのホテルと共に様々な施策の実施や、全国各地での講演・啓発活動を行っています。

日本ホテル株式会社(ホテルメトロポリタン エドモント)様のサステナビリティの取組について
https://www.nihonhotel.com/company/sustainability.html

 

【SKINWOOD®について】

 

ランドリーラウンジにて採用していただいた内装材は、弊社商品であるSKINWOOD®を使用しています。SKINWOOD®は木の木目が真っ直ぐである柾目の天然木を使用した突板です。従来は大径木からのみ製材されていた柾目ですが、弊社のSKINWOOD®は小径木や建築材に不向きな径級などの未利用材から製材が可能です。

これにより、貴重な大径木に頼らずに柾目の均一で美しい表現が可能となり、資源の有効利用を通じて持続可能な木材供給に貢献しています。

都市における建物の木造・木質化は、CO2を吸収し炭素を閉じ込めた(固定した)木製品が広まることとなり、都市に第二の森林が形成されます。

SKINWOOD®は、ステークホルダーの方々とCO2を吸収する持続可能な森林づくりや人材育成を行い、SDGsの目標15の自然資本(森林)を守り資源を活用しながらカーボンニュートラル対策や地域創生へ貢献します。

 

【檜原村木材産業協同組合様について】

写真提供:檜原村木材産業協同組合様

 

東京都西多摩郡檜原村は、その面積の約93%が森林という東京とは思えないほど自然豊かな場所です。

檜原村の森の約60%を戦後の復興需要の際に植林されたスギやヒノキが占めます。

急峻な山の奥の奥まで、先人たちが苦労して植えてくれた大切な資源ですが、残念ながら全てに手入れが行き届いているわけではありません。

また、村内の木材産業は各事業者がそれぞれ担って入るものの、これまでは協業が少なく豊富な資源を活かしきれている状況ではありませんでした。

そんな中、村内の事業者が連携して『檜原村の人と森林資源を活かし、村に希望と活力を育み、東京の街を木のぬくもりで包み込む』ことを目指して檜原村木材産業協同組合を設立しました。

設立当初は林業事業者と製材所たった4社で始めた当組合ですが、現在は『檜原村の森』に関わる木材生産業者・製材業者・木材加工業者・木製品販売業者・森林体験サービス業者など30社以上の企業が連携して活動しています。

これだけ多様な業種が集まった組合は、全国的にも珍しいのではないでしょうか。

東京都心から近い立地と多種多様なメンバーが連携しているという強みを活かし、森の恵みを街と共有し、森と街の新しい関係性づくりに励んでいます。

引用元:檜原村木材産業協同組合 HPより

 

【【プレスリリース】ホテルメトロポリタンエドモント様SKIWOOD採用事例 ダウロードはこちら

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