2021.06.30 / Topics
広まる木材利用とSDGs-西日本新聞論説-
こんにちは。中村製材所広報担当です。
6/30(水)の西日本新聞の論説に木造高層ビルの話がでていました。
内容は、大手ゼネコンによる木造の高層ビルへの取り組みです。
日本初となる7階建て(高さ27m)の純木造ビル(木材のみ)が仙台市のJR仙台駅東口に完成しました。
これに続き横浜市では、高さ44m、11階建ての純木造ビルの建設が進んでいます。
日本の厳しい耐震、耐火基準をクリアし、匠の技術により純木造で高層ビルを建てられるようになってきました。
背景には、木造=地球にやさしい、二酸化炭素を吸収する木材利用は地球温暖化に大きく貢献し、
国連が定めている『SDGs(持続可能な開発目標)』にもつながるという認識が広まりつつあるということがあります。
SDGsブームを受けて、建設業界の木材利用はこれからもっと取り組まれていくことになると思います。
それに伴って、FSC®材や、国産材の利用拡大が進み、木造建設の上流である林業や、弊社のような木質材サプライヤーへの期待が大きくなり、市場に応えられるような進化をしていかなければいけないと、日々感じております。