2024.11.26 / Topics
国産広葉樹活用サミット九州2025 in大川のパネラーとして登壇します!
”国産広葉樹活用サミット九州2025in大川”は2023年に飛騨で行われたサミットの第2弾です。
今回のテーマは“森のない大川で考える、木づかいの正しい未来“です。
大川は、有明海に面する森のない地域です。
しかし、“筑後川”という大きな川の上流に、林業の盛んな日田があったことで安土・桃山時代に木製の家具が製作されるようになりました。
なんと一時は家具だけではなく、船や鉄道、飛行機を木材で製造していました!
また、港も比較的に近くにあったことで外国産材を活用した家具も盛んに製造されてきました。
木材を加工する面において、時代の先駆けを走り続けていた大川が次に目指すのはどんな未来なのか、様々な立場や職業の方がパネラーとして登壇しディスカッションします。
中村製材所は、先代のときには外国産材を主に取り扱っていました。
しかし、中村は、木材の未来を立ち止まって考えたときに、このままでは美しい木が自分の子どもの世代まで残らないと強く感じました。
そこで、2006年に10の原則を守った木材のみに与えられるFSC認証材に着目し、木材の持続可能な供給や生物の多様性を守りながら木材を活用するためCoC認証を取得しました。
また、同時期に外国産材に押され気味で使用量が落ち込んでいた国産材の有効活用に向けて行政や同業者の方々と様々な取り組みを推進してきました。
今回のサミットで、中村を含むパネラーが導き出す大川が次に目指す未来の1つをぜひ会場にて見届けてください!
サミット詳細情報
日 時:2025年1月15日(水) 10:30~17:00
場 所:大川市文化センター 小ホール・展示ホール
基調講演:芦沢 啓治様(KEIJI ASIZAWA DESIGN)
主 催:協同組合福岡・大川家具工業会 地域材開発部会
お問い合わせ先:0944-87-2090(協同組合福岡・大川家具工業会 地域材開発部会)